晴れた日はクロスカブに乗って

さいたまのクロスカブ(JA60)乗りが、行った先や美味しかったもの、地産品などを記録します。

行田市の旅

2022/07/18

 蓮が見ごろを迎えているらしい。

 行田市は「古代蓮の里」という公園があり、また埼玉県名発祥の地でもある。行ってみよう。

 蓮の花は午後にはしぼむというので、7時半に出発。県の北西方面へは国道17号がメインルートになるが、車の多い片側二車線の幹線道なので走っていても全く面白くない、というか苦痛。ほぼ並行して走る県道77号線を利用する。

行田市に入ります

 蓮の里には8時半過ぎに到着。驚いたことに既に駐車場は満車で、入場待ちの車が公園を取り巻くように列をなしている。係員に聞くとバイクは入り口近くに停めて良く、車は500円なのにバイクは無料とのこと。暑い中走ってきた甲斐があったぜ。

 広い公園内には蓮池が配置され、確かに花がいくつも咲いていて見事。大きなカメラを構える人も多い。当方はスマホで何枚か撮れば満足。

こんな華が至る所に咲いています

 近くに成就院という寺院があり、境内に三重塔がある(と書いてある案内板を見た)ので行ってみる。1729年建立とあるから、ザッと300年前の建築だ。当時建立に携わった人たちのオーラを発するたたずまい、自分の60年の生涯が小さく思えてしまう。

成就院の三重塔

 さらに小さく思えてしまうのが、「さきたま史跡の博物館」の展示物だ。この辺りには5世紀から6世紀に造られたとされる古墳がいくつか存在し、公園として整備されている。出土した副葬品、しかも国宝に指定されている太刀など多数が展示されていて、教科書のイメージしかなかった当時の人々の息づかいが、急に身近に思えてくる。200円の入館料に見合わない、充実の内容だった。敷地内には「埼玉県名発祥之碑」もあり、「埼玉県全市区町村制覇」を志す当方にとってもまさに聖地、オリジンなのである。

県名発祥の地の碑と解説文


 さて行田といえば「フライ」・「ゼリーフライ」だ。昼飯に食おうと思い、気になった店に行ってみるが祭日は休みなのかな、のれんが出ていない。他の店を探してみるが、町の中は路地が入り組んでいてどうしても見つからない。さっき商工センターの売店で奈良漬けと豆大福を買ったことで良しとし、帰路につく。

 帰りも77号線をたどるが、途中間違えて5号線に入ってしまった。どうも右折する場所が早かったらしい。5号線は第二産業道路と合流し、車の多い片側二車線を走らなければならなくなる。流れがスムーズなのでガマンできたが、帰路につく前の確認が大事だと思い知らされた。

 ところで昨日取り付けた荷箱、走ると振動音がけっこううるさい。防振材を噛ませないと荷台にも荷箱にも中身にも悪そうなので、帰着後取り外した。次の週末にホムセンで何か見つくろう。

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