晴れた日はクロスカブに乗って

さいたまのクロスカブ(JA60)乗りが、行った先や美味しかったもの、地産品などを記録します。

日高市の旅

2024/04/21

 日高市。市名を見るとほわっと心が温かくなる。社会人になりたての頃、会社にいて少し好きになった日高さんという女性を思い出すから。彼女も今は60代半ば、きっと幸せに暮らしていらっしゃることと思う(ザ・ナターシャー・セブンの「日高の山」も、つい口ずさんでしまう)

 今回の目的地は、市の西側を占める丘陵の中腹にある「白銀平展望台」だ。花粉もだいぶ収まってきたし、若葉がきれいそうなので山を選んだ。ランチは市の東部にある中華料理「さの屋」を第一候補とし、お店の開店時間を考慮して8時半に出発した。

 今回はBeeline Motoの推薦ルートに従い、産業道路から大栄橋を越え、指扇駅から入間大橋経由で川越に向かった。16号を走らなくて済むので、少し時間はかかるがこちらの方がのんびり走れて気持ちがいい。

市章がチョッとかっこイイ

 日高市に入り八高線跨線橋の先で右折。街の風景が変わり、落ち着いた穏やかな空気に包まれる。左手に見える山々の新緑が爽やかだ。

 高麗川カントリークラブの看板に沿って進むと、白銀平直進の案内が設置されている。さらに先の分岐を左に入れば、林道っぽい雰囲気が楽しい隘路となる。

ゴルフ場を過ぎた分岐を左へ進みます

結構な急坂を3-4分も登れば、白銀平駐車場に着く。小さな広場に簡単な東屋とトイレが設置されていて、それらを新緑の木々が覆っている。特に緑のモミジと紅のモミジのコントラストが素晴らしい。来て良かったと思う瞬間だ。

こんな雰囲気が好きです

 My Cubを降り、整備された登山道を150mほど登れば展望台だ。途中に咲く野イチゴかな、の白い花も可憐でかわいらしい。展望台からは日高市の街並みが一望でき、手前に大きく見えるセメント工場が印象的。天気が良ければ筑波山とか新宿ビル群とかも見えるらしいが、今日は春、かすんでいて遠くは見通せなかった。

標高194.5m さほど高くないけど良い眺めです

 あちこち眺めているうちに良い時間になったので、さの屋へ向かう。このさの屋の近くにはランナバウト(環状交差点)がある。先の「入間郡毛呂山町の旅」で立ち寄ったランナバウトよりも大規模で、中央に池があるし、その池の回りは緑地になっていてベンチとかも置いてあるのだ。円の半径が大きくなる分、バイクでの通過がより楽しくなる^^v 

なかなか見ることのできない「ランナバウト2番目出よ」の表示

何周かしてみたかったが、ベンチでくつろぐ方がいらっしゃったので、1周半で抜け出した。

 さてさの屋、なんと臨時休業だった。お休みのお店では食事ができないので、「乗れない週末はMy DS3で」で寄った「たを香」に変更。店名を冠した「たを香セット」は、ラーメンに半炒飯、餃子3個と箸休めが3品付く豪華セットで1,100円。お値打ちだ。この日はフキの煮物とホウレン草のゴマ和え、ポテサラが添えられていた。

これに餃子3個まで付いて腹パンになります

 お土産に居酒屋天狗の工場直販も考えたが、家の冷凍庫には余裕がないし、先日喜多方で買ったチャーシューも残っているので帰ることにした。(後日調べたら、工場直販は昨年末で終了になっていた。残念)

 日高市。穏やかな山々を背にした、静かな雰囲気の街だ。ここに住んでいたらYAMAHAセローのようなもう少し大きなトレッキングバイクを買って、林道を走り回っていたかもしれないな。

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