2022/10/16
結城市に「近江や」というラーメン屋がある。その渋いたたずまいとラーメンの端正なアピアランスは、人をひきつけてやまないものがある(と思う)。行ってみた。
自宅から60kmちょっと、2時間てトコかな。11時オープンだそうなので9時前に出発。4号線は避け、境町から日光東往還を北上する。
境町を過ぎると道は順調で、10時半過ぎに着いてしまった。開店まで時間があるので近くのスーパーをのぞいてみたが、う~んナショナルブランドの製品ばかり、ご当地ブランドはほとんど見かけなかった。残念。
さて11時を過ぎたので行ってみたが、のれんが出ていない。待つ人もいない。ご年配の方が経営されていらっしゃるそうなので、臨時休業なのか、あるいは開店時間の情報が間違っているのか… いずれにせよ開くか開かないかわからない中待つのはいやなので、第二オプション小山市の「一品香」に向かった。結城市と小山市は隣、15分くらいの距離だ。
ところがさすが人気店「一品香」、開店直後なのにザッと20人ほど列をなしているではないか。とてもこれに並ぶ気にはなれず、ダメもとで「近江や」に戻った。
するとのれんも出ているし、車も何台か停まっている。良かった!
中に入るとテーブルは7-8割がたうまっていて、食べ終えたお客さんも何人か。どうも遅れて開店したようだ。
厨房に向かって「チャーシュー麺大盛り」をお願いし、コップに水を汲んで座敷の奥のテーブルに座って待つ。あとから来られるお客さんも、チャーシュー麺を頼む人が多い。期待が高まる。15分ほどして配された「チャーシュー麺大盛り」、いつまでも鑑賞していたいビジュアルだ。GABAN特大缶の黒コショウを振って頂こう。
スープはコクがあってしょっぱさ控えめ。チャーシューはモモで食べ応えがある。
麺は手打ちとのことで太い所と細い所が混じっている。けっこう大盛り(2玉分くらいありそう)だ。もチッとネギが欲しいところだが、スープまで完食。旨かった。
ご年配の方が作っていらっしゃった。できれば後継者が見つかり、後世に残して欲しい一杯だった。
帰路、近くの産直ショップに寄って里芋・インゲン・ネギのキムチをお土産にした。
おいしい一杯、充実のツアーだった。
帰着前に給油、230km・3.54L、66.7km/L。アクセル開け過ぎ?
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