晴れた日はクロスカブに乗って

さいたまのクロスカブ(JA60)乗りが、行った先や美味しかったもの、地産品などを記録します。

小川町の旅

2022/07/30

 今回は小川町に行く。

 小川町は以前から候補に挙げていたのだが、朝から30℃超えの暑さなのでもう少し近場にしたいなぁと、乱数アプリで行き先をくじ引きしてみた。まず出たのは「17」行田市。しかし行田は前回行った。次に出たのは「6」小川町だ。これは神様が行きなさいと言ってるんだろう、という事で小川町決行。

県道30号で小川町へ

 朝8時に家を出て、川越・鶴ヶ島・鳩山・ときがわを通るルートでアプローチ。ときがわ町に入ると、道はJR八高線と並走して小川町に向かう。八高線は単線の未電化路線、ところどころ、時刻表の表紙になるんじゃないかと思えるような風景に出会えて、暑さも忘れられる。

青山城址付近の八高線踏切で ブレーキカバーも荷箱もイイ感じ、音もしなくなった

 子供が小学生だった頃、どこかからの帰りに小川町の道の駅にある体験館で和紙のハガキを漉いたことがあったのを思い出し、寄ってみた。チョッと閑散としているし、カカシ祭りに出てくるようなオブジェが一層場を暗くしているように感じてしまい、インゲンとピーマンだけ買って退散。

どこかのカカシ祭り風オブジェ

 11時になったので、モツ煮が人気の松浦食堂に向かう。多分今日一番目の客になったのかな、テレビの良く見えるテーブルに座り「モツ煮定食」(950円)をお願いする。黒い盆にモツ煮、味噌汁、蓋の上の小皿にぬか漬けを載せた飯が提供される。飯椀に蓋、しかも紺地に白く「まつうら」と染め抜かれた蓋が載せられてくるのは、いかにも飯が始まるぞ、という雰囲気が高まってなかなかよろしい。

白く「まつうら」と染め抜かれた飯椀の蓋とお新香がエエ感じ

 モツ煮は鉢の底にキャベツと白滝が仕込んであり、単調な味の中多様な歯応えが楽しめるようになっていて、これまたよろしい。

 充実の昼食で直帰も考えたが、ここまで来たのだから晩酌用に「デリカテッセン・アーチャン」のチーズケーキは外せまい。ワインを飲むために作られたような、クミンが利いてドライソーセージも入った甘くない大人のチーズケーキなのだ。

近くにあれば週3で通うであろう品揃えのお店

先が欠けたけど、ホントにワインに合うのだ

お店は肉好きのテーマパークの様相で、ワインに合う総菜がズラリと並ぶ。近くに住む人がうらやましい。ケーキを2ピース買い求め、アイスノン入りの保冷バッグに入れて充実の帰路についた。

 往路、坂戸のGSで給油。156kmで2.29L、68.1km/Lでした。

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