2023/06/17
関東も梅雨入りしたが、この週末は晴れの予報だ。見沼区の旅以降、山形行きや昼飲み、雨降りなどが続いて乗れていなかった。従い今日は久し振りのツーリング、桶川市の旅に出ることに。
桶川、JR高崎線に乗れば上尾のすぐ先、遠くはない。しかしその北隣の北本市を含め、あまり目立たない市に感じてしまう。行く機会がないし、住んでる知り合いもいない。未知の近場を見に行こう。
まずは荒川にかかる沈下橋、「樋詰橋」に行ってみる。ちょっと見ではわからないが、木造の橋だ。沈下橋なのでロープの欄干しかない。今日の水量は少ないが、増えた時は渡るのが怖いに違いない。すれ違い出来ない幅なのにけっこうな交通量なのだが、双方譲り合ってお礼に手を上げたりしている。
橋を渡った先には「ホンダエアポート」があって、小型プロペラ機が多数駐機している。運用が9時からなので離着陸を見ることはできなかった。
もし次の機会があれば、過日購入したエアバンドラジオで管制の声を聞いてみたい。ただ日影がないので、季節を選ばないとつらいかも。
再度荒川を渡り、「桶川飛行学校平和祈念館」に寄ってみる。
戦時中、飛行士養成のために作られた学校の一部を復元した施設とのこと。戦争末期は実質特攻隊員養成施設になってしまい、卒業生は知覧などに送られたそう。主展示棟である旧学舎の一室には、2名の隊員の写真と共に特攻前に家族に宛てた遺書が展示されていて、身につまされる。平和を祈念する館、本当にそう思わせられる施設だった。
さてお土産を探しに「ベニバナウォーク桶川」という商業施設に立ち寄った。桶川は山形に次ぐ紅花の産地だったため、この名が付けられたらしい。そこそこの規模のモールだが、残念ながら地場品の専門店はない。一回りしただけで桶川市を後にした。
行ってみると桶川、なかなか懐の深い町。江戸の文化を紅花で支え、戦時中は特攻隊員を育て、それらを今に伝承しているのだ。郷土史を学び、今の街の生い立ちを知るのは、今を生きる世代の一つの役目なのだろう。
さて今日のランチは大宮卸売市場にある「キッチンニューほしの」のカツカレーだ。何年か前に来たことがあって、また食ってみようかなと。11時過ぎたばかりなのにほぼ満席、人気店だ。
当方はカツカレーのレギュラーサイズを頼んだ。200gほどのやや小盛のごはんに千切りキャベツとカツを載せルーがかけられる。
さほどスパイシーなルーではなく、肉や野菜類のエキスが凝縮された感じの重厚なルー。美味しいけど、1,260円出すならCoCo壱に行くかな^^;
腹ごなしに市場内に入ってみると、すでにお昼近いのでお店はほとんど閉まっている。相葉学君似のお兄さんがいる八百屋でミズナと辛味大根を見つけたので購入、これを本日の戦利品とした。
(翌日曜日、ミズナは朝食の味噌汁に、辛味大根は昼食のおろしそばにして頂いた。)
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