晴れた日はクロスカブに乗って

さいたまのクロスカブ(JA60)乗りが、行った先や美味しかったもの、地産品などを記録します。

さいたま市大宮区の旅

2023/02/05

 立春を過ぎたからか、日差しが少しだけど暖かく感じる。スパッツ2重に上も極暖2枚重ねで出かけることにした。

 行き先は大宮区の旅、なのだが、北区の旅で寄った「大宮盆栽美術館」を再訪したく、「半分大宮区の旅」みたいな内容になった。

 美術館に行きたいと思ったのは、落葉樹に葉のないこの時期、枝振りが良く見えるだろうと思ったから。

 まず窓口で年間パスポートを購入した。申込書に記入すると、館内を見ている間にラミネート加工された立派なパスポートを作ってくれる。単回310円が1,040円、春夏秋冬に1回ずつ訪問すれば元が取れる。じっくり見て回れば2時間くらいかかるし、ボランティアの方から説明も聞ける。なかなかオトクな年パスだと思う。

ラミネート加工のパスポート

 前回の訪問から半年ほど経過しているので、当然展示内容は異なっている。松柏の見応えも素晴らしいし、葉の落ちた雑木の枝振りの繊細さはこの時期にしか見られない。

見事な枝振りのイワシ

この形に仕上げる職人さんのセンス、どうやって身につけるのだろう。

 次は葉の萌え始める3-4月に来てみよう。

 んで大宮区大宮区は大宮駅・氷川神社を中心とした一帯。市役所のある浦和よりも経済的に活発なのかな、商業施設がたくさんあり、歩いている人も若い方が多い感じ。

 最初の目的地は、大宮駅東口すぐのさいたま市が運営するイベントショップ、「まるまるひがしにほん」。今日まで「宮城三陸フェア」というのをやっているのでのぞいてみた。一般的なコンビニ程度の店内に東日本各地の商品が並び、奥にはイートインコーナーもある。フェアは入り口すぐに冷蔵・冷凍ケースが置いてあるだけであったが、身の厚い赤魚の干物と、5種類の海藻を混ぜたねばねば系薬味みたいなのを買った。

赤魚は身が厚く、海藻はねばねば丼で食いたい

 My Cubを店頭に長く停めてはおけないので、すぐにランチに向かう。

 大栄橋から産業道路に出た堀の内交差点は、四差路ではなく五差路。その5番目の細い路地を入った先にある蕎麦屋「三幸」が目的のお店だ。

見かけによらず、入ると広いお店です

 蕎麦屋だけに蕎麦・うどんが充実しているのはもちろん、中華系の麺類や定食類もある。決断力のない人は、頼むまでに10分はかかりそうなメニューの多さだ。当方はやはりカツカレーをお願いした。

 配されたカツカレーは、やや小ぶりのカツに甘めのルーがかけられたもの。優しい味だ。それでもカツに厚みがあるので食べ応え十分、途中でテーブルのソースを垂らしてみるのも楽しい。

店名入りの袋に入った割り箸、エエねぇ

 ミニサラダも付いて750円、十分満足の一皿。

 帰りは混むであろう産業道路を避けて芝川方面に進み、見沼田んぼ越しに見える新都心のビルを眺めながらのんびり帰った。

 大宮区の旅、ゆっくり旅するには電車の方がきっと良かったのかもね。

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