晴れた日はクロスカブに乗って

さいたまのクロスカブ(JA60)乗りが、行った先や美味しかったもの、地産品などを記録します。

羽生市の旅

2023/03/04

♬ケンケンケンケン ケンゾ~ 今夜の晩ごはん ケンゾ~♬

 My DS3はいつもNACK 5が点けっぱなし。最近は日曜午前に変更になったが、土曜日の「さくまひできの音楽工房・さくサタ」を聞いていると、さくまひでき作詞作曲の上記「羽生のスーパー、ケンゾー」のCM「チョッと違うぞ、このスーパー」が流れるのだ。どのぐらい違うのか、見に行ってみよう。

花粉がヤバいなか、やってきました

 まずは腹ごしらえ、ヘラブナの釣り堀「椎の木湖」内にある食堂「とら吉」に寄った。ネットで見るとどの料理も盛りが良さそうだし評価も高い。土日限定のカツカレーを頼んだ(限定でなくとも頼んだと思うが…^^;)。

カツの下に少しキャベツ

 ミニサラダとラッキョウの付いたカレーは確かに多め、250gほどのライスに厚さが1cmくらいありそうなカツが載り、ひき肉とタマネギが入ったたっぷりのルーがかけられている。食べてみるとかなりの甘口、小学校のキャンプに出てきそうな感じ。まぁこれはこれで旨いのだが、テーブルのソースも甘めのトンカツソース、ウスターが欲しかった。

 次はすぐ近くの「さいたま水族館」向かいにある産直ショップ、「キャッセ羽生」でお土産を買うことに。のぞいてみると野菜類以外に金魚やメダカも売られていて、子供連れで来てせがまれたら親は困るだろうなぁと心配になるお店だった。買ったのはキュウリの古漬けとブロッコリー。キュウリは塩出しが必要だそう。ブロッコリーは茹でて夕食のステーキの付け合わせだ。

ステーキもブロッコリーも旨かった

 さてケンゾー、その本店に向かおう。入り口正面にMy Cubを停め店内へ。

スーパー ケンゾー本店

印象は正直「あまり違わんぞ、このスーパー」だった。もともと魚屋だったそうで確かに規模の割に魚は充実。それと惣菜・お弁当の種類が多いかな。シニア層からの人気が高いのだと思う。申し訳ないが何も買わずに出てしまった。

元は魚屋だったそうで、看板にカジキマグロが泳ぐ

 主目的地を終え、帰路につく前に少し遠回り。関東平野利根川によって作られたのだが、その面影を残す「河畔砂丘」が県内各地にいくつか残っている。秩父鉄道新郷駅近くの「桑崎砂丘」もその一つで、県の天然記念物に指定されている。

奥の石垣で砂丘の高みがわかる

三つの社が寄り添う「桑崎三神社」が立つ一帯は周りよりも1m程小高くなっていて、それが砂丘の名残りだそう。県が設置した碑がなければ、誰も気に留めないのだろうな。

 帰路は今の利根川に沿って走り、東北道利根川鉄橋の下をくぐり、「羽生スカイスポーツ公園」でトイレ休憩。堤防越しにグライダーの滑空場があって、ちょうど一機が旋回しながら着陸するところだった。

ファイナルアプローチ

今日のように風が強いのが良いのかどうかはわからないが、「クイ~ン」と音をたてながらぐんぐん高度を下げ、草っぱらの滑走路に進入。気持ち良さそうだ。

 羽生市に限らず、調べてみるとその土地土地にいろいろな歴史、文化、人々が存在し、本当に奥が深い。当然だけどね、住んでいても知らないことがたくさんあるのだから。

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