晴れた日はクロスカブに乗って

さいたまのクロスカブ(JA60)乗りが、行った先や美味しかったもの、地産品などを記録します。

入間郡越生町の旅

2024/09/08

 My Cubの12か月点検をお願いしたのが6月8日。なんとその後3か月、まったく乗っていなかった。公私であちこち行ったり雨が降ったりもあったし、暑くて乗る気になれない日もあった。今日はいくぶん暑さも和らぐようなので、多少は涼しいであろう山へ向かうことにした。

 行先は越生町町のホームページには、

平野と山地の接点にあたる越生からは、秩父に向かうにも、上州に向かうにも尾根や峠を越えなければなりません。それに由来した『尾根越し(おねごし)』の『尾越し(おごし)』という言葉から変化した

とある。確かに秩父山塊の東端、山の入口なのだ。

 家を6時半前に出発。湿度は高いが気温はさほどではない。3か月ぶりに体に当たる風は、やはり心地よい。今回は国道299号東吾野から奥武蔵グリーンラインに上り、尾根上から街中へ下ってみようと思う。

 299 号の手前にある日高の巾着田彼岸花の名所。来週~再来週には咲き始めて大混雑するはずだが、今日はまだ誰もいない。東吾野で右折すると、道路はすぐに山道になる。途中、飯能市天文岩と呼ばれる巨石に立ち寄ってみた。

国道299号からチョッと入れば、すぐ林道です

レンガ状の部分は崩壊止めの接着剤かも

 林道のカーブに面し、巨石とお堂が並んでいる。300年ほど前の天文学者が、この岩の内部で勉強したと紹介されている。岩にはレンガを積んだように見える部分もあって、自然のものか人工物なのかはわからない。そこそこの迫力はあるので、「ほぉ~」とひと眺めだけした。

 尾根沿いのグリーンラインから越生に向かって下り始めると、本当に山が深い。山しか見えない。富山在住時、どこへ行っても山ばかりと思っていたがこの山系も十分に山だ。走り応え十分。この辺りの林道をもっともっとグニャグニャ走ってみたいものだ。

山しか見えません

 ふもとまで下りると、近所の方が総出で道の草刈りをやっておられたり、一部区間サルスベリ並木になっていて、濃いピンクの花が満開。地元を愛していらっしゃる気持ちが伝わってくる。

サルスベリが満開の道

 越生梅林近くにある「うめその梅の駅」でトイレに寄る。時間はまだ8時半過ぎで、売店のオープンまで1時間近くあるので帰路につくことにした。グリーンラインには町名標がなかったので、毛呂山町との境に寄って撮影。その後福しんの工場の自販機でチャーシューとニラ餃子を購入、戦利品とした。

「生」は丸く収めたが「越」の処理ができなかった。残念…

おススメは厚切りチャーシュー

 3か月ぶりのMy Cub、乗って動いている間は気持ちいいが、信号などで止まるとジワリと暑い。特に帰路は日も高くなり、アスファルトからの照り返しもきつい。越生の町は涼しかったけど、もう少し涼しくなってからの方がより印象良かったかも。

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