2024/08/15
前職の後輩が当時の当方の上司2人を誘い、OB会を企画してくれた。OBゆえ当方含めた3人は皆60台半ば~後半。後輩もあと3年で定年ゆえ、このグループのアピアランスはなかなか壮観だ。
開始は18時で当方の終業は16時半。移動を考えても1時間ほど時間がある。
で行った先は吉野家。
吉野家の一部店舗では過去に「吉飲み」と称する気軽に酒が飲めるサービスを提供していて、けっこう好きだった。コロナの外食規制の影響なのか今はもうないが、酒類の提供は続いている。
17時前にお店に行くと客は1人もおらず、カウンターの一番奥に座れた。
まずはビール(486円)。スーパードライの中瓶がよく冷やされたグラスと共に提供される。つまみはもちろん牛皿大盛(521円)。
紅しょうがを皿の端に載せ、七味をパラリと振りかけて準備が整う。
キューッと一気に行きたいのだが1時間過ごすつもりなのでガマン、チビッと一口飲む。クタッと煮えたタマネギが何とも旨い。牛肉はそこそこの大きさなので、半分程度に箸でちぎって食べる。味が染みていてどちらもビールによく合う^^ そしてチマチマと食べる紅しょうがも最強のサポーター。持参した文庫本を読みながら上記の動作を何度か繰り返す。
う~ん、良い。お盆でお休みの会社も多いのか食事に来る客も少なく、ゆっくり落ち着ける。
ビールがなくなる前にタマネギがなくなったので、タマネギだけが小鉢に入れられたねぎだく(151円)を追加。
この甘じょっぱいタマネギがたった150円ほどで味わえる嬉しさよ。素晴らしいぞ、吉野家。
ビールの後は日本酒(376円)だ。新潟の酒蔵柏露酒造が吉野家のために開発した(といっても30年近く前らしいが)プライベートブランドの生貯蔵酒。これもまた冷えたグラスと共に供される。
最近の吟醸酒のような華やかさは控え目で、日本酒らしいどっしりとした太さは牛肉の強い味に負けていない。これもまた良いではないか。
長いかなと思っていた1時間は意外と早く過ぎ、会計(1,534円)して会場に向かった。
しかし本当に退職してすべてが自由時間となり、限られた年金での生活になったら、こんな素敵な時間を持つことができるのだろうか。あるいは年金支給日のチョッと贅沢で寄ったりする事になるのだろうか。
そんなことをチラリと考えた晩酌だった。
あ、すでに飲み食いしていたので、OB会は思いっきり割り勘負けでした^^;
AN089