晴れた日はクロスカブに乗って

さいたまのクロスカブ(JA60)乗りが、行った先や美味しかったもの、地産品などを記録します。

アケビ

2022/10/13

 パシフィコ横浜での展示会に行った帰りに、嫁とサミットに行った。野菜売り場でアケビが売られていた。山形産、他にはない薄紫の色がとても美しい。

この色を何と表現すればいいのだろう

 子供の頃、アケビは山へ行って種のまわりの甘いところだけを食べるものだった。あるいはキノコとひき肉の味噌炒めを皮の中に詰め、油で焼いたものが食卓に上った。

 この歳になって見かけると、食ってみたくなる。1個買った。

 さすがに丸ごとの油焼きを食べる気にはなれないので、小さく切った皮を豚肉・舞茸と一緒に炒めることにする。

これらを甘味噌炒めにします

 アケビは皮を開き、中の種は捨て(もちろん食べても良い)、皮を1cm x 2cm程度の大きさに切る。

 舞茸は適当にばらし、豚肉も食べやすい大きさに切る。

 味噌・砂糖・みりんは合わせておく。

 鍋に油を熱し、豚肉、舞茸、アケビを炒める。

 おおむね火が通ったら合わせ調味料を加え、さらに炒める。

 器に取り、小口ネギを散らせて完成。

火を通すと紫色は消えます

 まぁ豚肉の味噌炒めにアケビも入りました、というだけの料理なのだが、アケビの少しトロッとした食感とほろ苦さが口に広がり、ノスタルジーと秋を感じたのだ。

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