2022/07/02
今日は嫁がいない。
年に何日あるかどうかの、とても希少な日なのだ。よって秩父方面、と言うか県西部・北西部辺りへ出かけ、帰りに晩酌の肴を仕入れてこようと、昨日までいろいろ考えていたのだ。
しかし甘かった。朝に所用があって家を出られるようになったのは10時過ぎ、とてもヘルメットをかぶる気になれない暑さになっていたのだ。真夏は早めに出かけて昼過ぎに戻れるような旅程を組まないと…午後の日差しと熱い空気は還暦過ぎの身体に毒だ。
戦利品は手に入らなかったが、冷蔵庫には国産豚の肩ロース、喜多方「あじ庵食堂」の「鳥皮モツ煮」、それにいくらかの野菜が入っている。十分じゃないか。
まずキュウリは一口大に切り、ぬか漬けの素でインスタントぬか漬けに。カブは薄切りにして塩と粉末だしで揉んだ後、レモン汁を振って箸休めの一品に。トマトはそのまま冷やしトマトだ。「鳥皮モツ煮」は湯煎して万能ネギを散らす。
そして肩ロースは軽く塩を振ってからバットに載せて2時間半ほど日向に干し、それからソテーしてメインの一皿に。結論から言うと、肩ロースは干さない方が良かった。鶏肉よりも水分が少ないからか、焦げやすい上に硬めの焼き上がりになった。
それでもこんな感じに仕上がって、好きな本を読みながらの充実のディナーとなった。
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