2024/08/04
土曜の夜酒を飲んでいるとき、銚子にある洋菓子店「徳屋」の「サカナサブレー」が旨い、という話になった。
サカナサブレ―の材料は、小麦粉・バター・チーズ、といたってシンプル。砂糖さえ使っていないのだ。サクッと一口かじれば小麦粉の程よい甘みとバターのコクが口内に広がり、チーズの香りが鼻腔を満たす。コーヒーはもちろん、ワインにも合う。
以前より今日は秩父に行って「せかいのとんみそ」を買おうと考えていたのだが、サブレが食いたくなって急遽変更、銚子に行くことで話がまとまった。もちろん帰りに鹿島のタコも買う。
ということで家を7時に出、外環・常磐・圏央を経由し、稲敷東から利根川左岸を下るルートで銚子に向かった。お盆の時期前なので流れは順調、2時間で銚子に着くことができた。
昨冬同様スーパーで仏花を買い、まずはご先祖様の墓2か所にお参り。気持ちがすっきりしたところで徳屋に向かった。
ちょうど10時、お店に入ると棚には何も置かれておらず、籐椅子に猫が座っているだけ。おかみさんが出てこられ、仕込みの数量を読み間違えたか何かの理由で、今日は生地がなく焼けないのだそう。昨日から銚子のお祭りがあって、予想外に売れてしまったみたいだ。大変恐縮されて、次回電話頂ければ必ず取り置きしますと。う~ん、ないものはない。あきらめるしかない。
今回のランチは「大塚支店」のワンタン麺と焼売を考えていたので、11時のオープンまで近くのお土産屋さん「銚子セレクトショップ」で時間を潰す。まぁ眺めればいろいろあって、銚子電鉄のぬれせんべい、チーバくんそのまんまサブレ、旨味の濃いという醤油ソヤノワールなどを購入した。
大塚支店には駐車場があるのでそこに停めたが、皆さん店の前の道路に普通に停めている。おおらか。
開店すると続々お客さんが来られ、当方は3組目だったので問題なく座れたが、10分もせずに満席に。人気のほどが知れる。頼んだのは当方がチャーシューワンタン麵、嫁さんがワンタン麵、それに焼売一皿(4個)だ。ワンタンは餃子ほどもある大きさの肉がミッチリ詰められたもので、これが3個入っている。チャーシューは少し厚めに切られたものが2枚。麺は確かに中華麺なのだがとても細く、まるで素麺だ。従いゆっくり食べるとどんどん伸びてスープがなくなってしまう。このため硬麺でオーダーする人も多い。
焼売もお肉ミッチリで食べ応え十分。麺も焼売も美味しく頂いた。
ただ嫁さんは予想以上のワンタンに押され、焼売は1個だけ。従い当方が3個食って腹パンになった。ワンタン麺食べるなら焼売はなし、あるいは1個のみ、焼売食べるならワンタン麵以外を選択、がこの店では良いと思う。
充実のランチを終え、タコを買いに鹿嶋へ。太平洋の水の色が濃く、夏を感じる海沿いのドライブだ。
さてタコのお店「コミュニティーストア ミズノ」に到着すると、う~ん、閉まってる。調べると日曜は定休日。まったく当方のミスだ。やはり思い付きで決めちゃいかんね。今日は墓参と大塚支店の日と切り替え、帰路につく。
潮来経由で稲敷東ICに向かい、来た道をたどり14時半に帰着できた。早く帰れたのでゆっくりお風呂に入って肩の凝りをほぐし、冷蔵庫のあり合わせとビールの夕食とした。
まぁ調べずに思い付きで動いた結果がこれ。次回タコ買いに来るのは年末になるだろうけど、その時は徳屋に電話してサブレも必ず買えるようにしたいね。
ソヤノワールで焼いたステーキがこれ。いつもの減塩醤油で焼いたものと大きな違いはなかったかな… お刺身だと違うかしら?
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